今回は前回に引き続き、いま「おかれている環境に感謝」すること
について、お伝えしていきます。
そして、さらに踏み込んでその
「意識の変え方と感謝の伝え方」について
掘り下げていこうと思います。
HRCでトレーニングしているスタッフから、よく次のことを聞きます。
1.内容がレベルが低すぎて、先生に聞けなかった
2.上手くなってから、先生に聞こうと思っていた
3.質問の仕方が分からなくて、悩んでいた
・・・・等々
私は、皆さんに言いたい!!
出来ないことは恥ずかしいことでは無い。
出来ないことを声に出そう!!
この時期になると中学受験のお話をお客様から良く伺い
思いだすことがあります。
今から20年以上前のことです・・・誰ですか年齢計算始めた人は?(笑)。
私も中学受験を経験したひとりです。
長女であり、初孫であった私は両親と祖父母の大きな期待を背負い、
勝手にプレッシャーを感じていた私・・・
日を追うごとに、体力的にも精神的にも衰弱していき
なんと!!あろうことか、この時期流行りのインフルエンザに
まんまとかかってしまった私・・・・Orz
もうこの世が終わってしまったかのようになってしまいました(笑)
(*もちろん、気分の問題ですw)
実力なのか、インフルエンザのせいなのか、もちろん第一志望校には不合格。
自分の希望する学校には合格することが出来ませんでした。
結局、「ごきげんよう」と挨拶する中学に進学しましたが(笑)
当時、小学生の私には、人生終了の烙印が押されてしまった気がしました。
(*もちろん、気分の問題です・・烙印なんて言葉も知りませんw)
そして月日も流れ、ネイルに出会いました。
そして気づいたのです!「受験」も「ネイル」も同じということに。
出来ないことや注意されることはいつも同じことなのです。
もちろん出来ない箇所を反省し、再度繰返し練習していくのですが、
苦手なものは得意なものより時間がかかり・・・ですが、なぜか出来ない。
出来ないからなんとなく好きになれない
⇓
なんとなく苦手意識が芽生え
⇓
「なんとなく」見たくない・・・
この「なんとなく」がポイント!!です。
深い理由は無いのですが、「なんとなく」避けてしまうんですよね。
大事なことは「わからない」と声に出すこと!!
1.なんとなくわからなければ「なんとなくわからない」と言いいましょう
2.「どこがわからないの?」と聞かれた場合
「どこがわからないかがわからない」、よくありがちです。
でもそれも言いましょう。
3.「ここまではわかったけど、ここからが分からない」が分かれば、
尚良いです。
4.しゃべるのが苦手な人は、紙に書いて渡してくさだい!
箇条書きや稚拙な文章だって構いません!!
先生たちは色々な引き出しを持っていて、その課題にや生徒、スタッフに
合わせて様々な教え方を用意しています。
聞いてみましょう!!言ってみましょう!!
出来ないことを恥ずかしいと思うかもしれません。
一生懸命に指導してくださる先生には言いづらいかもしれません。
怒られるから怖くて言えないかもしれません。
・・・ですが、生徒やスタッフが
出来るようになることが先生のHAPPY
なのです。
ですから、出来ないことをそのままにされてしまう方が先生も悲しいのです。
ましてや、ネットで検索して都市伝説のような誤った情報を正しいと思われて
しまうことの方が辛いことなのです。
このちょっとした勇気、出してみて下さい!!
幼い頃から「出来ないことが恥ずかしくて先生に質問出来ない」と思うことは無く、
積極的に質問していた私ですが・・・
今思えば、もっともっと声に出して「出来ない」「なんでそうなるんですか?」と
言えば良かったと思いました。
先生にヒントをもらったり、ちょっと声を掛けてもらうと、「なんとなく出来てしまう」のです。
そして「なんとなく出来た」気になってしまっていたんです!!
あ~やっぱり、この「なんとなく」は危険なのです。
この危険、すぐに取り除きましょう。
それはどんどん不安と言う負の要素と共に大きくなってしまうんです。
悶々と悩んでも、反省に切替、次に活かす。
次に活かせば「失敗」ではなく、それは「成功」なんです。
話は少し逸れましたが、勇気を出して、
「なんとなく」⇒「はっきり」「しっかり」
に変えていきましょう。
きっと今までのモヤモヤがすっきりするはずです。
最後に、次のことを皆さんにお伝えして締めたいと思います。
今の私を支えているもの。
それは「周りの方々のサポート」です。
それに気づけるか気づけないかで、皆さんの生き方も大きく変わってきます。
人は、ひとりでは生きられません。必ず誰かのサポートの上に
社会は成り立っているのです。つまり生かされているのです。
私の場合、指導をしてくださる諸先生方、社内で活躍してくれる
スタッフ達、私らしくいれる時間をつくってくれる友人・家族。
そして、小学生の時に感謝の気持ちを伝えきれなかった
気持ちを毎年必ず思い出します。
その時には伝えきれない感謝の気持ち。
そして改めて思います。
周りの方々に「ありがとう」と。
皆さんも、ひとことお世話になった人へ
自分らしく生きるために「ありがとう」と
伝えみてください。
Nail School Nail Museum
学長 中谷 朱里